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◆telnet接続

telnet(接続・切断・中断・再開)


 Ciscoルータは、Telnetサーバ機能と、Telnetクライアント機能の両方を兼ね備えています。ルータから他の端末へのTelnet接続することも、他の端末から、ルータにTelnet接続することもできます。

◆telnet接続

Telnet接続するためには、ユーザモード、特権モードから下のコマンドを使います。

Router#telnet {宛先IPアドレス|宛先ホスト名}

「ip host」コマンドでホスト名とIPアドレスの関連付けができていれば、宛先ホスト名でもTelnet接続ができます。

●telnet接続する際の注意点

Telnet先がCiscoルータの場合、以下の事項に注意して下さい。

・telnetのパスワードを設定していないとTelnet接続ができません。
・特権モードのパスワードを設定していないと、Telnet先のルータで特権モードに入れません。

それでは、下図のネットワークでtelnet接続を行っていきます。

Router_A〜Router_Cの設定方法は省略します。ここでは、ルータの設定は気にせず、telnetコマンドの使い方を理解して下さい。


Router_AとPC_Aは、コンソール接続しておきます。

Router_AからRouter_Bにtelnet接続します。

Router_A#telnet 172.16.2.2
Trying 172.16.2.2 ... Open

User Access Verification

Password:
Router_B>

ちなみに、

Router#172.16.2.2

でもtelnet接続できます。

Router#IPアドレス

は、telnetと同じ扱いになります。

◆telnetセッションの切断

telnetセッションを終了して、ローカルルータに戻るには、以下のコマンドを使います。

Router#exit

または、

Router#quit

Router_A#telnet 172.16.2.2
Trying 172.16.2.2 ... Open

User Access Verification

Password:
Router_B>exit

◆telnetセッションの中断

telnetセッションを中断するには、「CTRL + SHIFT + 6」 を同時押しした後、 「x」キーを押します。

「CTRL + SHIFT + 6」 + 「x」を押すことで中断できます。

Router_A#telnet 172.16.2.2
Trying 172.16.2.2 ... Open

User Access Verification

Password:
Router_B>「CTRL + SHIFT + 6」 + 「x」
Router_A#

◆telnetセッションの再開

中断したセッションを再開するには、「Enter」キーを押すか、「resume」コマンドを使います。

Router#「Enter」

または、

Router#resume

Router_A#telnet 172.16.2.2
Trying 172.16.2.2 ... Open

User Access Verification

Password:
Router_B>「CTRL + SHIFT + 6」 + 「x」
Router_A#「Enter」
[Resuming connection 1 to 172.16.2.2 ... ]

Router_B>


telnetにおけるセッション管理


◆中断しているセッションの確認

中断しているセッションの確認には、「show sessions」コマンドを使います。

Router#show sessions

実際に操作して確認してみます。

Router_AからRouter_B、Router_Cへセッションを張ります。

Router_AからRouter_BにTelnet接続します。
Router_AからRouter_CにTelnet接続します。

Router_A#telnet 172.16.2.2   ← Router_BへTelnet
Trying 172.16.2.2 ... Open

User Access Verification

Password:
Router_B>          ← 「CTRL + SHIFT + 6」 + 「x」で中断
Router_A#telnet 172.16.3.2   ← Router_CへTelnet
Trying 172.16.3.2 ... Open

User Access Verification

Password:
Router_C>          ← 「CTRL + SHIFT + 6」 + 「x」で中断
Router_A#show sessions    ← 中断しているセッションの確認
Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
   1 172.16.2.2          172.16.2.2             0     0 172.16.2.2
*  2 172.16.3.2          172.16.3.2             0     0 172.16.3.2

Router_A#

直前にTelnetしていたセッションには、「*」が表示されます。

◆中断しているセッションの再開

中断しているセッションを再開させるには、「resume」コマンドで「コネクション番号」を指定します。

Router#resume {コネクション番号}

ちなみに、「コネクション番号」を指定しないで「Enter」キーを押すと直前のセッションに戻ります。

◆中断しているセッションの切断

中断しているセッションを切断するには、「disconnect」コマンドでで「コネクション番号」を指定します。

Router#disconnect {コネクション番号}

Router_A#show sessions  ← 自分が張っているセッションを確認
Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
   1 172.16.2.2          172.16.2.2             0    20 172.16.2.2
*  2 172.16.2.2          172.16.2.2             0     0

Router_A#disconnect 2  ← 2番のセッションを切断
Closing connection to 172.16.2.2 [confirm]
Router_A#show sessions  ← セッションの確認
Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
*  1 172.16.2.2          172.16.2.2             0    20 172.16.2.2

Router_A#

自分のルータにログインされているTelnetのセッションの確認と切断については、「telnet(セッションの管理2)」で紹介します。

◆自ルータにログインしているセッションの確認

自ルータにログインしているセッションを確認するには、「show users」コマンドを使います。

 「show users」コマンドと「show sessions」コマンドは、自分に張られているセッションか、自分が張っているセッションかを確認するコマンドで、見ているセッションが違います。間違えやすいためか、CCNA試験の問題集等で、よく散見します。間違え易いので注意して下さい。

「show users」コマンドは、ユーザモードでも特権モードでもどちらでも使用することができます。

Router#show users

実際に操作して確認します。

Router_Aに対して、Router_BとRouter_CからTelnetセッションを張ります。

・Router_BからRouter_AにTelnet接続します。
・Router_CからRouter_AにTelnet接続します。

Router_Aで「show users」コマンドを実行します。

Router_A#show users
    Line     User      Host(s)               Idle Location
*  0 con 0             idle                     0
   2 vty 0             idle                     1 172.16.2.2
   3 vty 1             idle                     1 172.16.3.2

接続元デバイスのIPアドレスが表示されます。

◆ログインされているセッションの切断

ログインされているセッションを切断するには、「clear line」コマンドで「ライン番号」を指定します。

Router#clear line {ライン番号}

Router_Aで「clear line」コマンドを実行します。

Router_A#show users  ← ログインされているセッションの確認
    Line     User      Host(s)               Idle Location
*  0 con 0             idle                     0
   2 vty 0             idle                     1 172.16.2.2
   3 vty 1             idle                     1 172.16.3.2

Router_A#clear line 2 ← ライン番号2を切断
[confirm]
 [OK]

Router_A#

 telnet操作は、ネットワーク機器を設定する時に、よく使用するコマンドです。各々のルータに対してコンソール接続を行って設定するのは大変です。telnet操作はネットワーク機器の設定に便利です。ぜひマスターしておきましょう。
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