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◆ログアウト時間の変更(no exec-timeout)
ログアウト時間の変更(no exec-timeout)
下の図を見て下さい。
より大規模なネットワークの演習を行うとなると、それなりに時間がかかります。
例えば、下のネットワークを構築するには、Router_A〜Router_Eの5台のルータの設定が必要です。Ciscoルータは、コンソールで何もしていないと、デフォルトで10分で自動的にタイムアウトしてログアウトされてしまいます。
つまり、何台目かのルータの設定を行っている間に、設定済みのルータがタイムアウトしてログアウトされてしまうのです。
一度の設定で全て間違いなくルータの設定ができれば、ログアウトされてしまうことに、気にならないかもしれませんが・・・
「あっ!あそこの設定、間違えてしまったぞ!」
と気づいて、設定済みのルータの設定をしようと思うとコンソール画面を見るとタイムアウト!
ログイン作業が結構、煩わしくなってきます。
そこで、便利なコマンドが、「no exec-timeout」コマンドです。
Router(config-line)#no exec-timeout
タイムアウトしてコンソール接続が自動的にログアウトされなくなります。
Router(config)#line console 0 Router(config-line)#no exec-timeout
ちなみに
Router(config-line)#exec-timeout 0 0
と入力しても同様の結果が得られます。
◆exec-timeoutコマンド
コンソール接続から自動的にログアウトされる期間を「exec-timeou」コマンドで指定することができます。
Router(config-line)#exec-timeout {分} {秒}
「no exec-timeout」コマンドを設定すると自動的にコンソール接続からログアウトされなくなります。実際の運用時に関しては、セキュリティー上の問題になりますので、このコマンドの使用は、あくまで演習時にとどめておきましょう!
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