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ルータの起動プロセス詳細


 Ciscoルータの起動プロセスは、コンフィグレーションレジスタの値、「startup-config」内に「boot system」コマンドのあるなしで変わってきます。

 現在のコンフィグレーションレジスタの値を確認するには、特権モードから「show version」コマンドを入力することにより確認できます。

Router#show version

出力の一番最後に、コンフィグレーションレジスタの値が表示されます。

●show versionの出力結果
Router#show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) C2600 Software (C2600-I-M), Version 12.0(14), RELEASE SOFTWARE (fc1)
Copyright (c) 1986-2000 by cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 31-Oct-00 21:51 by linda
Image text-base: 0x80008088, data-base: 0x80604088

ROM: System Bootstrap, Version 11.3(2)XA4, RELEASE SOFTWARE (fc1)

Router uptime is 1 minute
System restarted by power-on
System image file is "flash:c2600-i-mz.120-14"

cisco 2611 (MPC860) processor (revision 0x202) with 26624K/6144K bytes of memory.
Processor board ID JAD04010K5T (2098511567)
M860 processor: part number 0, mask 49
Bridging software.
X.25 software, Version 3.0.0.
2 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
32K bytes of non-volatile configuration memory.
8192K bytes of processor board System flash (Read/Write)

Configuration register is 0x2102

下の図が、ルータの起動プロセスの詳細を表した図になります。


まず最初の、分岐点は、コンフィグレーションレジスタの値です。ブートフィールドの値によって、起動するモードが変わってきます。

●ブートフィールド
動作
2〜F Flash内のIOSをロードして起動する。
1 ROM内のMini OSを使用して起動する。ただし、Mini OSを持っていない機種では、Flash内にある最初のIOSイメージで起動する
0 ROMモニタで起動する。

 ブートフィールドの値が、2〜Fの場合、「boot system」コマンドのあるなしで分岐が変わり、さらに、「startup-config」があるなしでも変わってきます。


ROMモニタ(0x2100)


 コンフィグレーションレジスタの最後の4ビットが、「0000」の場合、つまり、ブートフィールドの値が「0」の時、以下の図のような流れで起動します。

 ここでは、ブートフィールドの値が「0」の場合の流れを説明して行きます。Ciscoルータのブートプロセスは、慣れるまで理解し難いかもしれません。分かり易くするため、下に流れ図を載せています。


 通常、ROMモニタモードで、ルータの設定を行うことは、ありません。ROMモニタモードでは、主にIOSのアップグレード、IOSのリカバリー、パスワードリカバリーする際に、コンフィグレーションレジスタの値を変更する時などでお世話になります。

ROMモニタモードのプロンプトは、下のように表示されます。

●ROMモニタモードのプロンプト
Rommon 1 >

 ROMモニタで起動するには、コンフィグレーションレジスタの値を変更して、再起動します。基本的に、ROMモニタモードは、トラブル時に使うモードなので、使う機会は、きわめて少ないと思います。

●ROMモニタモード
Router>enable
Router#configure terminal
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Router(config)#config
Router(config)#config-register 0x2100
Router(config)#^Z
Router#reload

System Bootstrap, Version 5.2(8a), RELEASE SOFTWARE
Copyright (c) 1986-1995 by cisco Systems
2500 processor with 2048 Kbytes of main memory
>

ROMモニタモードでコンフィグレーションレジスタの値を変更するコマンドは、ルータの機種によって異なります。

Cisco1600,1700,2600 Cisco2500
rommon 1>confreg 0x2142 <Enter>
rommon 2>i <Enter>
rommon 1>o/r 0x2142 <Enter>
rommon 2>i <Enter>

「i」コマンドは、再起動するコマンドです。

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