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◆FTP(anonymous FTP・異機種間接続)

anonymous FTP


 FTPサービスでは、あらかじめアカウントを作成しておいて、ファイル転送する際にユーザIDとパスワードを入力する必要があります。

 つまり、この方式では、事前にFTPサービスを利用する人に対して、アカウントを作成しておいて、その人に配布しておく必要があります。

データを配布したいなど、広く利用してもらう目的で利用するには、便利であるとは言えません。

 そこで、FTPでは、anonymous FTPとファイル転送の仕組みが用意されています。anonymousとは、英語で「匿名の」という意味があります。

 ログインユーザ名として「anonymous」、パスワードに自分のメールアドレスを使用することで、アカウントを作成しなくてもFTPサービスが利用できるようになっています。

この仕組みによって、不特定多数のユーザがファイル転送を利用することができるようになっています。

 anonymous FTPサイトにアクセスするには、専用のFTPクライアントソフトが用いなくとも、Internet ExplorerなどのWebブラウザが利用できます。

例えば、URLの所に、「ftp://○○○○」と入力すれば、アクセスできます。


ファイルの一覧を見ることも、もちろんできます。


 しかし、現在では、Webの仕組みでもファイルをダウンロードできるため、ファイルの公開する場合に、anonymous FTPを利用するサイトが減ってきています。


FTPによる異機種間接続


FTPでは、転送するデータには、4つのデータタイプが決められています。

・ASCII(Text)
・IMAGE(Binary)
・EBCDIC
・LOCAL

ちなみに、EBCDICとLOCALは、現在ではあまり使われていません。

大きき分けると、FTPで扱うデータタイプは、ASCIIとBinaryの2つのタイプを扱うことになります。


 そのうちASCII(Text)ファイルは、単純に考えると、どの機種でも同じデータとして扱えそうに思えてしまいますが、実際には異なります。

 それは、改行コードが、OSごとに異なるからです。その為、そのまま転送すると、異なる機種で受信した場合、改行が正常に行われずに問題が生じてしまうことになります。

そこで、FTPでは、受信側のOSで正しいコードに変換できるようにする仕組みを備えています。

 その仕組みは、送信側でASCIIファイルをNVT-ASCIIという形式に変換して送信を行い、それを受信側で、NVT-ASCIIからローカル環境のASCIIファイルに戻す作業が行われます。

 Binaryファイルでは、このような作業は行われずに、そのままデータを送信するようになっています。 FTPでは、このように、ファイルを2つのタイプで分けて扱うことにより、異機種間接続の問題であるデータの互換性を保証しています。
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