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◆DNSのドメインツリー

DNSのドメインツリー


 DNSには、名前付けに規則があります。ローカルネットワークでのみ運用するのであれば、勝手に名前を付けても問題になりませんが、インターネットを対象にしたネットワークでは、ドメイン名が重複しないようにしなければなりませんし、誰もが理解し易い名称にする必要があります。

そこで、DNSの命名規則は下図のようになっています。


 DNS名は、ドメインツリーと呼ばれる階層構造で名前を表現するようになっています。「.」で、いくつかの階層に区切り、各階層ごとにグループとしての意味を持たせ下位のドメインやホスト名を管理する分散型の構造になっています。分散型の構造にすることによって負荷分散を行っています。


 枝分かれで階層になっている部分が「ドメイン」で「ノード」とも呼ばれます。上位から順に、第1レベル・ドメイン、第2レベル・ドメインのように呼びます。

 各ノードでは、自分が管理するドメイン内の情報と自分の下位ドメイン(サブドメイン)の情報を持っているDNSサーバのIPアドレスを管理しています。

 各ノードでは、自身の管理するドメイン内情報と下位のドメインのDNSサーバの情報しか分からないので、クライアントがDNSに問い合わせる際には、階層を上位から順にたどる必要があります。


ドメイン名の種類


現在使われているドメイン名は、トップレベルドメイン(TLD)で分類すると、大きく分けて下の2つに分類することができます。


・分野別トップレベルドメイン(gTLD: generic TLD)
・国コードトップレベルドメイン(ccTLD: country code TLD)

上記以外にも、インターネットインフラ用のTLD(Infrastructure TLD)がありますが、こちらは、ユーザによる登録ができません。

●gTLD
名前 用途
com 商業組織用
net ネットワーク用
org 非営利組織用
edu 教育機関用
gov 米国政府機関用
mil 米国軍事機関用
int 国際機関用
info 制限なし
biz ビジネス利用者

●ccTLD
名前 用途
au オーストラリア
cn 中国
hk 香港
in インド
jp 日本
kr 大韓民国
mx メキシコ
nl オランダ
ru ロシア連邦
tw 台湾
uk イギリス
us アメリカ合衆国
za 南アフリカ共和国

TLDの下の階層には、組織名称や、ホスト名を指定します。

●組織名称

この部分は任意に付けることができますが、既にあるもの(上位のTLDも含む)は使用できません。

●ホスト名

 この部分も任意で付けることができますが、何でもよいというわけではありません。混乱を避けるために一般的な命名方法が存在します。通常、この命名方法で付けられた名称を使ってサーバは公開されています。

名称 内容
www Webサーバ
pop,pop3,smtp メールサーバ
dns DNSサーバ
ftp FTPサーバ

DNSA  @ABCDEF

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