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◆pingコマンド

pingコマンド


pingは、接続相手とのネットワーク疎通を確認する際に使用するコマンドです。

 このpingコマンドを使用することにより、到達可能であるかどうかだけでなく、様々なエラーに対応するステータスを確認することができます。また、統計値を確認することでネットワークの輻輳状態を簡単に計測することもできます。

 ping では、まずICMPのタイプ8のエコー要求(Echo)を宛先に送ります。これを受け取った宛先の端末は、ICMPのタイプ0ののエコー応答(Echo Reply)を返すようになっています。

※ただし、エコー要求(Echo)は、経路の途中や、PC上のファイアウォールでブロックされている場合があるので、必ず返事が返ってくるとは限りません。

 送信元は、このエコー応答を受け取ることによって、通信が可能であるかどうかを確認することできます。エラーの場合には、エラーメッセージから、なぜ、宛先に到達できないのかを知ることができます。

Windowsの場合の ping コマンドは、コマンドプロンプト上から実行します。使用方法は以下の通りです。

●Windowsの場合
【使用法】
ping [-t] [-a] [-n 要求数] [-l サイズ] [-f] [-i TTL] [-v TOS][-r ホップ数] [-s ホップ数] [[-j ホスト一覧] | [-k ホスト一覧]][-w タイムアウト] [-R] [-S ソースアドレス] [-4] [-6] ターゲット名

例えば、「www.yahoo.co.jp」への ping の実行例は、下図のようになります。


◆ping コマンドのオプション

オプション 説明
-t 中断されるまで、指定されたホストを Ping します。
統計を表示して続行するには、Ctrl+Break を押します。
停止するには、Ctrl+C を押してください。
-a アドレスをホスト名に解決します。
-n 要求数 送信するエコー要求の数です。
-l サイズ 送信バッファのサイズです。
-f パケット内の Don't Fragment フラグを設定します (IPv4 のみ)。
-v TOS TOS Type Of Service (IPv4 のみ) です。
-r ホップ数 指定したホップ数のルートを記録します (IPv4 のみ)。
-s ホップ数 指定したホップ数のタイムスタンプを表示します (IPv4 のみ)。
-j ホスト一覧 一覧で指定された緩やかなソース ルートを使用します。(IPv4 のみ)。
-k ホスト一覧 一覧で指定された厳密なソース ルートを使用します。(IPv4 のみ)。
-w タイムアウト 応答を待つタイムアウトの時間 (ミリ秒) です。
-R ルーティング ヘッダーを使用して逆ルートもテストします。
-S ソースアドレス 使用するソース アドレスです。
-4 IPv4 の使用を強制します。
-6 IPv6 の使用を強制します。

オプションを指定したコマンドの使用例は、次のようになります。

C:\ping -n 10 192.168.1.254

デフォルトでは、送信するエコー要求の数は、4回ですが、ここでは、10回を指定しています。



ping コマンド(エラーメッセージ)


ここでは、Destination Unreachable(Type3)のエラーについて説明して行きます。

 IP通信において、何らかの問題が発生した場合には、経路の途中のルータや端末がを送信元へエラーを報告します。Destination Unreachable(Type3)エラーの場合は、次の一覧の情報が報告されるようになっています。

◆Type 3 のエラー 一覧

コード 情報 意味
0 Netwrok Unreachable ネットワークに到達不能
1 Host Unreachable 特定のホストに到達不能
2 Protocol Unreachable プロトコルに到達不能
3 Port Unreachable ポートに到達不能
4 Fragmentation Needed and DF set フラグメンテーションが必要
5 Source Route Failed ソースルート通りにルーティングできない。
6 Destination Network Unknown 宛先ネットワークを知らない。
7 Destination Host Unknown 宛先ホストを知らない。
8 Source Host Isolated 送信元が通信できない
9 Network Administartively Prohibited 送信先ネットワークが拒否している。
10 Destinantion Host Administartively Prohibited 送信先ホストが拒否している。
11 Network Unreachable For TOS 要求したTOSでネットワークに到達不能
12 Host Unreachable For TOS 要求したTOSでホストに到達不能
13 Communication Administratively Prohibited 通信が拒否されている。

◆Cisco ルータの場合のエラー 一覧

コード 情報
! 各感嘆符(!)は、応答の受信を示します。
. ピリオド(.)は、ネットワーク サーバが応答を待機中にタイムアウトしたことを示します。
U PDU が受信した宛先到達不能エラー
Q ソース クエンチ(宛先がビジー状態)
M 断片化不可
? パケット タイプ不明
& パケットの存続時間超過

このエラーメッセージからトラブルの原因を探ることができます。
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